どうしても頑張れない、
あの子の未来のために。

「努力をすれば何だってできるはず。貧しいのは自己責任だ。」
そう自信を持って語る人がいます。
だけど、わたしたちが「頑張れて」いるのは、
すべてわたしたちだけのおかげでしょうか?
あなたがもし、学習塾に行けなかったとしたら。
習い事に通えなかったとしたら。
夜遅くまで兄弟の面倒を見なければいけなかったとしたら。
肯定された経験が全く無かったとしたら。
いま、あなたは、そこにいるでしょうか?
「頑張りたいけど、頑張り方がわからない」
そんな子どもたちが、自分の可能性を信じられる未来を。
私たちは、信じています。
CLACKの取り組み
子どもの貧困という課題
9人に1人の子が、貧困状態
日本の子どものうち、9人に1人が相対的貧困にあるという調査報告があります。つまり30人の1クラスには、そのうち約3人の子どもが貧しさに苦しんでいるということになります。
※データは厚生労働省「令和4年国民基礎調査/貧困率の状況」より
歩みを止める「不信」と「不安」
周りとの差を感じながら成長した子どもたちは、自分の能力や将来の展望に不信感、不安感があります。
「どうせ自分なんて」という言葉を口にすることもしばしば。そうした消極的な姿勢から、周りに助けを求めることをしなくなり、結果的に困難から抜け出すことがより難しくなってしまいます。

貧困が連鎖する社会構造

親の年収は子どもの学歴や将来の雇用形態に影響を与え、大人になったときの年収にも格差が生まれています。
CLACKは、この世代を越えた「貧困の連鎖」を断ち切ることを目指しています。

親の年収と大学進学率

1000万円〜1200万円

62.4%

約半分

400万円未満

31.4%

※東京大学「高校生の進路追跡調査」より(2011)

学歴と非正規雇用率

大卒

20.4%

約2倍

高卒

42.8%

約1.5倍

中卒

62.0%

※厚生労働省「平成25年若年者雇用実態調査」より

雇用形態による年収の格差

正規平均年収

503万円

約1/3倍

非正規平均年収

175万円

※国税庁「民間給与実態統計調査」(令和元年分)
CLACKの解決策
高校生に支援はいらない?
食事支援、学習支援、居場所支援などの小中学生への支援は拡大しています。
しかしながら、義務教育を終えた高校生はその支援から漏れてしまうという現状があります。
また、将来的に経済的・精神的に自立して生きていくための「自走力」をつける支援も不足しています。

01

そもそも支援の情報が届かない、
目にとまらない

高校と連携し、支援情報を確実に届ける

支援を潜在的に必要としている高校生に効果的に情報を届けるため、地域の高校・NPO 団体・社会福祉協議会・児童養護施設・就労支援施設などとの協力関係を築いています。高校生へのチラシの配布や直接の呼びかけ、出張プログラミング体験会の開催などに協力していただいています。

金銭的な理由で
チャンスが掴めない

02

参加費や交通費を補助する

支援があることを知ったとしても、参加費や交通費がかかると「自分には関係ないな」と思ってしまう高校生も少なくありません。そのため、CLACKでは授業料・教材費が無料であるだけでなく、PC を持っていない生徒には PC の支給も行っています。さらに、教室に通う上で必要な往復の交通費も支給し金銭的理由で学ぶことをやめてしまわないよう工夫しています。

CLACKのサポート制度

交通費の支給

CLACKに通うハードルを下げるために交通費を支給しています。

PCの無料支給

自宅学習やCLACK卒業後の学びのため、PCは無料で1人1台支給します。

自信がない

03

楽しみながら学べる体験会で
自分でも出来るという自信をつける

「パソコンを使ったプログラミング体験」という言葉だけで「難しそう」「パソコンは苦手だし、自分には無理だ」と思い込んでしまう高校生もいます。 そうした高校生でも参加しやすいように、体験会では、プログラミングコードを使わず、直感的にプログラミングを体験できるツールを用意しています。ゲームで遊んでいるようなプログラミング体験を通して、プログラミングへの抵抗感を無くし、楽しさを感じてもらいます。

CLACKの解決策、 自走支援。

01

プログラミング学習支援

WHY

WHAT

02

キャリア支援

WHY

WHAT

この2つを組み合わせ、 高校生が自走できる力を育てていきます。
高校生たちの前進をサポートしませんか?